住宅設備 室内物干し
こんにちは、ディアホームの佐藤です。
西日本では大きな被害を出した台風18号も
岩手では大きな被害もなく、安心しました。
天気の悪い日が続くと部屋干しする機会が増えるの
ではないでしょうか。
新築の際に、室内に物干しを設置される方も多いと思います。
室内に洗濯を干す場所があると、雨の日の室内干しに
使えることはもちろん、洗濯終了後にちょっと引っかけて
おいて、後でまとめて外のベランダや庭の物干しで干したり、
アイロン掛けが終わったワイシャツなどを引っかけておけたりと、
室内に物干しがあることで色々と便利な使い方ができます
後から空いてるスペースに自立型の物干しを置いて対応する事も
出来ますが、部屋を占拠してしまって邪魔になってしまったり、
見た目にも良くありません。
そこで、お勧めなのが「住宅設備」型の室内物干しです。
タイプ的にも色々あって
○天井にポールの固定金具を設置するタイプ
○自動昇降型の天井取り付け型タイプ
○手動昇降型の天井取り付け型タイプ
○壁取付型ワイヤータイプ
大きく分けても4つのタイプがあり、それぞれメリット・デメリットが
有りますので簡単にご紹介します。
一番多く使われているのが天井にポールの固定金具を設置するタイプです
メリットは設置が容易で金額的にもリーズナブルな所でしょうか。
デメリットは竿だけを支えるポール自体は長くても50-60cm程度のもの
ですから、外して収納する問題はほとんどありませんが竿だけの部分は
通常2m程度の物を使う方が多いので意外と収納に困ります。
伸縮機能付きの物干し竿を購入頂くと良いかもしれません。
室内用にシンプルでデザイン性の高い物干し竿も有りますね。
自動昇降型の天井取り付け型タイプは、ディアホーム北上展示場にも設置して
ます。メリットは使わない時は天井に自動で収納出来るので竿・ポールの
収納問題がない事と作業をしやすい高さまで竿を下げて物干しをできるように
なるため、通常の物干しのように上向きで作業をする必要がなくなります。
デメリットは値段の高さに尽きます。
手動昇降型の天井取り付け型タイプは操作棒か操作ひもで上げ下げします。
メリットは物干し竿を別途用意する必要がないのでトータルで見てもお手軽な
価格で設置可能で、操作棒タイプだと干したまま上げ下ろし出来ます。
竿の収納場所にも困らない所もメリットですね。
デメリットは竿の幅が短めなので干せる量が比較的少なくなります。
最後に壁取付型ワイヤータイプですがワイヤーを引き出してワイヤー自体に
引っ掛けるタイプで、ホテルの浴槽などではよく見ると思います。
こちらのメリットは、着脱・収納がとても楽にできる所です。
使う時は引き出して反対の壁に引っ掛ける。収納する時は壁から外しつまみを
回すだけで収納出来ます。意外にも耐荷重も他のタイプと遜色有りませんし
距離も4m迄取れるので設置場所にもよりますが、干せる量が多く取れます。
デメリットは耐荷重は高いのですが、やはりワイヤーなので多少のたわみが
出来ます。シャツなどの軽い洗濯ものだけで有れば問題は無いのですが、
重みのある洗濯物を大量に干すと洗濯物が中央によってしまう可能性があります。
代表的な4つのタイプの「住宅設備型」の室内物干しをご紹介しましたが、
共通のデメリットは設置場所を後からは変え難い所です。
設置する際は、間取りや窓の配置を検討して設置場所を決めましょう。
更に工夫を取り入れたタイプもありますのでメリット・デメリットをご理解
頂いた上で、一番自分のご家庭のスタイルに合った商品を選ばれることを
お勧めいたします。